東久留米市医師会

Higashikurume
Medical Association

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市民の皆様へ

東久留米市医師会
会長 石橋幸滋

皆さんは東久留米市医師会がどんな組織で、どんな活動をしているか知っていますか。

まず、日本医師会は全国組織である日本医師会、都道府県組織である東京都医師会、そして区市町村ごとの組織である地区医師会の三層構造になっています。そして全国の医師31万人のうち約半数16万8千人が所属する医師会の組織は、多くの方が思っているような開業医だけの組織ではなく、開業医はそのうちの半分です。そして、私たちの所属する東京都医師会は、地区医師会46医師会、大学医師会12医師会、会員数1万9千人で構成される巨大組織です。

その下部組織である東久留米市医師会は、東久留米市内で診療を行っている医師を会員とする組織で、医療機関としては病院が4病院、老人保健施設1ヶ所、診療所が54ヶ所の計59施設、会員は現在74人の小さな医師会ですが、東久留米市民の皆様のために、保育園の園医から小中高校の学校医、乳幼児健診から高齢者健診や特定健診、がん検診などの各種健診事業、そして市役所をはじめとする地域企業の産業医、高齢者施設の施設医、各種予防接種、休日診療や多摩北部医療センターの小児科初期救急、市民医療講座などの健康づくり活動への協力など様々な活動を行っています。

それ以外にも他の医師会では行っていない先進的かつユニークな様々な活動として、

  1. おたふくかぜワクチン補助:国も都も市も行っていない一歳児のおたふく風邪ワクチンワクチン接種のための金銭的補助と接種勧奨を平成28年度からおこなっています。
  2. 特定保健指導:特定健診後の動機づけ支援対象者への指導を指定の診療所で行っています。
  3. COPD検診:慢性閉塞性肺疾患COPDの方を早期に発見し、呼吸器リハビリテーションなどを行うことで、在宅酸素治療などが必要ないように予防するための検診です。東京都内の区市町村では初めての試みです。
  4. 在宅ケアの推進:24時間在宅で過ごすための支援方法を検討する協議会を開催して、より良い在宅療養環境を作るための検討をしています。
  5. 災害対策の推進:災害対策推進連絡会を歯科医師会、薬剤師会、柔道整復師会等と共に設置し、医療救護所単位の地区災害対策を推進しています。
  6. FMひがしくるめ:医学、医療の最新情報から地域の医療機関情報まで幅広く情報提供しています。

など挙げればたくさんありますし、小さな医師会ならではの地域連携システムづくりにも積極的に取り組んでいます。

残念ながら東久留米市には大きな病院や大学病院もありませんし、入院できる病床もとても少ない市ですが、北多摩北部医療圏(東久留米市、西東京市、小平市、清瀬市、東村山市)には、公立昭和病院をはじめとする大きな急性期病院と清瀬リハビリテーション病院などの回復期病院、そして山田病院などの精神科病院など、全体としては医療資源に恵まれた地域と言えます。その恵まれた資源を有効に活用するために、病院と病院の連携、病院と診療所の連携、一般科と精神科の連携などを、医師会が中心となって進めています。

脳卒中で倒れても、急性期の病院で速やかに治療を受け、早期に回復期病院でリハビリを行い、自宅に帰って訪問診療を受ける体制が整っていますし、圏内にはどんな癌になっても対応できる病院群があり、退院後に病院と連携をとりながら診療する診療所が数多くあります。また最近注目されている認知症を早期に診断し、早期に対応する病院と診療所そして介護のネットワークもできています。

このような活動を行うために、東久留米市医師会員は日々努力を重ね、多くの研修会や連携の会に出席しています。そして、その努力を市民の皆様に還元すべく活発に活動している医師会です。これからも会員一丸となり、これからの高齢化社会に対応した医療、国をあげて推進している地域包括ケアを推進していきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願いいたします。






市民のための医師会活動